今のカタナは屋内保管、でもどうしても屋外に置かなければならないときもあります。

先日、職場の駐車場でサイドスタンドが甘くバイクが転倒…左ウインカーは大破、クラッチレバーは根本から折れ、あえなく走行不能に。
近隣のバイクショップを数軒あたるもクラッチレバーの予備はなく、注文から到着までの実に4日間、職場にバイクを置いておく事態となりました。
そこではイタズラや部品盗難、バイク自体も盗まれたこともあると聞いていたため、不安でいっぱいでした。

そんなとき役に立ったのがこのバイクカバーです。
いったん家に帰ったあとカバーを持って再び職場へ、カバーを掛けて、ロックを掛けて、あとは4日間の無事を祈るだけです。

このカバーはとてもシッカリしています。4重構造で厚みがり、不織布のため手触りが柔らかく優しい感じです。感触としてはコロナ予防で使っている「不織布マスク」のような肌触りなのでバイクを傷つける心配はありません。

かぶせる口の部分にゴムが入っているため後輪下部に口の端を引っかけて、前方に引っ張ってかぶせると、バイクがピッタリ包まれます。（ここまで20?30秒）
加えて中間部分にバイクの下を通すバックル付きのベルトがあるため、それをつなげてベルトを絞れば、風をはらむ心配もなくなりフィット感はバツグンです。（全体で40?50秒あれば完了）

私はさらにベルトに沿う形でグルッとダイヤルロックのワイヤーを巻きました。これでワイヤーが切られていない限りイタズラや盗難はないだろう…とやっと一安心できました。

もともとバイク通勤をしていたため、急いでいるときにカバーが邪魔になるからと雨ざらしにしていたモノグサ者ですが、このカバーは掛けるも外すも予想外に楽で時間はかかりません。玄関先にスペースさえあれば、出がけに外してそのまま置いておき、帰宅したらパッとかぶせる…この理想的な習慣が苦もなく身に付くでしょう。

唯一の難点と言えば、つくりがシッカリしていて厚みがある分、折りたたんだ時に嵩張ります。サイズはLLですが、折りたたんで付属のネットに入れると、小ぶりな座布団ができます。（笑）
それでも私が使っているタナックス モトフィズの「ツアーシェルケース」に詰め込むことができるので、出先でどうしてもカバーを掛ける必要があるときには持って行きます。

…転倒その後ですが、イタズラなどもなく4日間を乗り切り、いまは手元で修理も終わりました。ホッとしています。

バイク雨ざらしのアパート時代を経て、現在のバイクは屋内保管のためバイクカバーは普段使っているものではないのですが、イザという時にこんなに頼りになるのか…と心底思い知りました。
お持ちでない方はぜひ1つ用意しましょう。

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