以前はキジマのスリムグリップにプラスチック製のスロットルアシストを使ったが、アシストの部分だけグリップが太くなるのと、小指薬指あたりが滑りやすくなってしっくりこなかった。何かいいものはないかと探していて、このクリアキンISOグリップを発見、別売のスロットルボスと同時に装着した。

取り付け自体は簡単、接着剤も付属していた。最初は外すときのことを考えて普通のゴム糊でトライしたが、アルミボディだけに接着が弱かったので付属の接着剤を利用した。

色は黒を選択したが、一見プラスチックに見えてしまうところがやや残念。もう少しアルミの質感が出せると最高なのだが。

それまでのキジマ・スリムグリップに比べ、このISOグリップは純正以上に太くなる感じ。ただしゴムとゴムの間に谷間があるので、握った感じはそれほど太く感じないところがよい。とはいうもののそれまで愛用していたミスミのブレーキレバーでは遠くなり過ぎてしまったので、キジマのスリムレバーに交換した。クラッチ側はミスミのレバーのままで大丈夫だった。むしろキジマのスリムレバーだと近過ぎて握りきれない。95年式までのマスター用には調整式レバーが見当たらないので、[ブレーキ：キジマ]＋[クラッチ：ミスミ]という変則的取り合わせになった。

スロットルボスが綺麗に付けられて、外付けのスロットルアシストとは比較にならない操作性と見栄えが手に入った。ロングツーリングの疲労軽減に、手軽で見栄えもよく耐久性も十分ありそうで、今のところこれ以上のものはないと思っている。

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