19年式XSR900に装着しました。
金属むき出しのテカテカした感じが気になったので耐熱塗装のブラックエディション。
ネオレトロと言われる車種なのでカーボンのエンドではなくレトロ風な網タイプのエンドのもの。
ショートタイプで集合からストレートだと腹下がスカスカしているように思えたので消音効果も狙ってタイコ有のユーロ4仕様。
こちらのエキゾーストを選びました。
自分で組立、装着をした為か、塗装されているブラックエディションの為か、はたまた工作がハズレのものを引いたのか集合パイプとタイコがどうしてもハマらず、またハマってもパイプが奥まで行かず位置が決まりませんでした。
そこでサンドペーパーとフラップホイルを用意して、サンドペーパーを集合パイプのタイコ側に丸くかけていき塗装を落としてパイプ自体も削り集合パイプ径の縮小と、タイコもパイプの内側をフラップをかけてパイプ径を拡大させる加工が必要でした。。
更に言葉通りに自分の力不足なのですが、パイプの接合の際にはシリコンスプレーまで使って挿入しました。
その為組立後にエンジンをかけた際に清掃不足により金属粉が少し吹き出し、排気からは溶接をした時のヒュームのニオイがしました。
運が良かったのか、加工箇所から排気漏れはありませんでした。
また装着後もスイングアームとサイレンサーとのクリアランスがリヤサスペンションが伸びた時にぶつかりそうなくらいに見えました。なので車両腹下のタイコとの接続ステーの間にワッシャーを挟んでサイレンサーが少し外側に来るようにしています。そのおかげか走行後に接触したような跡は見えません。
組立装着後にエンジンをかけてみると、タイコ有でもアイドリングで爆音だったのでオートマジックのインナーサイレンサーのΦ60S壁タイプSサイズを入れました。
装着位置はタイコ直後、エンドとの接続部になります。
パイプ内側の曲がりと溶接のバリがあるのが気になり大きさ的に確実に入るであろうS壁タイプを入れましたが、パイプを簡単にですが計測するとW壁タイプも入りそうです。
インナーサイレンサー装着後も音が小さくなった感じはしません。
おそらくこちらのエキゾーストの造りのせいだと思いますが、タイコの中は壁があるわけでも無く、大き目のスリットが入ったコーンのようなもので仕切られており、タイコを覗くと向こう側からの光が見えます。
エンドのサイレンサーも内側にコーンがありますがパイプは純正より太いですし排気を絞るような造りでも無いので、ユーロ4仕様だからといって消音効果など期待する程ではありません。
ノーマルからのポン付けですが、走ってみると低速時のトルクの低下は感じることはありません。
ただこれには別の理由があると思っています。
自分はビビリの為走行モードがBモードなのと、いわゆる「抜けが良くなる」エキゾーストの造りとコンピュータの補正によって、アイドリングがノーマルからメーターを見る限り2?300回転程上がっているようです。
その為低速でも発進はスムーズになりスロットルのレスポンスも若干良く感じますが、回転数が増えたので燃費は少し悪くなりました。
自分の走り方が高回転まで回さないので高回転はわかりませんが、音自体も良いかと言われるとはっきり良いとは言えません。
前述のインナーサイレンサーやタイコのせいか、アイドリング時からトンネルの中から聞こえるようなこもり音が聞こえます。
またノーマルマフラーですとその重さからウェイト代わりになって消えていたのか、アイドリング時からハンドルまで伝わるエンジンの小さな振動も出ます。
個人的にですが排気音は大きくなるので走行時の高揚感はありますし乗り易さも感じます。デザインもすごく良いです。
ですがうるさいし、音はあまり良くない、振動も出る。
カスタムバイクの雰囲気を楽しむならアリだと思います。
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