ユーザーによる PITWORK:ピットワーク のブランド評価
ピットワークは、純正部品と変わらない高い品質を確保しながら、日産車以外にも幅広く適用可能な汎用性を備えた補修部品のブランドです。
総合評価: | 3.9 /総合評価17件 (詳細インプレ数:16件) | |
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買ってよかった/最高: | 4 | |
おおむね期待通り: | 7 | |
普通/可もなく不可もない: | 6 | |
もう少し/残念: | 0 | |
お話にならない: | 0 |
身長・体重・体型: 身長/161-165cm 体重/51-55kg 体型/痩せ型
4.0/5
使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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効果 | 効果なし
効果あり
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作業スキル | 初心者
プロ級
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品質・質感 | 3 |
コストパフォーマンス | 5 |
燃料系添加剤はいつもフューエル1を使っていた。
ネット上では店舗が「ワコーズOEM商品」「フューエル1と同じ性能」というふれ込みで売っている。
本当ならピットワークの方が安いので、いつかは使ってみたいと思って、今回購入。
ピットワークF-ZEROの容量は300mL、現行のフューエル1は200mL。これで同じ性能なら確かに安い。
発売元の日産に「ワコーズと同じですか?」聞いても、教えてくれるはずはないので、容器に書かれた成分を比較してみる。
F-ZERO「トリメチルベンゼン・1−プロバノール」
フューエル1・・・「清浄分散剤など」抽象表示で具体的な成分記載がない。詳細は「安全データシートを見てくれ」との記載があるので、ワコーズのホームページから「データシート」を覗いて見ると「ポリ(オキシエチレン)アルキルエーテル」との表示がある。
ということは成分が違うから、F-ZEROと現行フューエル1(F101)は別物と考えるべきだ。
ではどうしてそんな噂が流れたのかと考えると、容器・容量も瓜二つのフューエル1(F112)どいう商品があった。実はこれはフューエル1の旧モデルで、現行フューエル1とは成分が違う。今のフューエル1はハイブリッド車などエンジンが良く止まる車にも対応した商品に変更されている。旧モデルの「データシート」を見てみると。トリメチルベンゼン・1−プロバノール等の表示が見られ、似たような成分である事が分かる。
「似たような成分」と断っているのは
F-ZEROの成分には「清浄剤・酸化防止剤」との表記があるが、旧フューエル1には「清浄剤・防錆剤・酸化防止剤」と表示してあって、F-ZEROには「防錆剤」の表示がないからである。
新旧フューエル1はともに「防錆剤」の成分表字が有り、うたい文句にも「燃料タンクの防錆」が書いてあるが、F-ZEROにその表記はない。共に「酸化防止剤」の表示があるが、これは金属の酸化防止ではなく、燃料の酸化防止剤ということだ。
つまり、F-ZEROと現行フューエル1は別物であり、似ているのは旧フューエル1だが、これも防錆作用という面では違いがあると言うことだ。
日産が売るF-ZEROは4輪車用で密閉度の高い車のガソリンタンクはガソリンが減った状態でもガソリン蒸気に満たされていて錆が出ることはまずない。
二輪にも対応するワコーズ商品は管理が悪いと錆びてしまうバイクのガソリンタンクの防錆効果も付け加えてあると言うことらしい。
というわけで、F-ZEROは安くて、効果は旧フューエル1とあまり変わらないが、防錆剤がないため、バイクには新旧フューエル1が向いていると言う結論となった。
購入したF-ZEROは我が家の車に投入することとして、バイクには別途購入した新フューエル1を入れることにしよう。
結論、F-ZEROと新フューエル1は同じものではありません。
タンクが錆びやすいバイクには防錆効果のあるフューエル1が向いている。
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