新型メッシュベストに組み合わせて使う用で手動ポンプ購入。(電動ポンプは入荷未定だった)
ホースは新型メッシュベストに付属している方を使う予定。でもこちらのホースが余るのでコミネのメッシュベストで使えるように固定してみたが噴出孔の向きが180度違う。

◆単品ホース/新型ベスト付属ホースの構造差
・新型メッシュベスト付属ホース=噴出孔内向き(インナー側へ噴出)
・旧型 手動ポンプ付属ホース =噴出孔外向き(ジャケット側へ噴出)

　旧手動ポンプは専用インナーとセットで使う前提の構造です。専用インナーの噴出孔部分は袋になってるとはいえそもそもなぜに噴出口を外向きにしたのでしょうかね。おかげで専用インナー未使用だとメッシュジャケットを濡らすだけで全く機能しません。メッシュジャケットも着て無ければ貴重な薬液を野外噴射ですよ。多分、噴射された液がインナーを突き抜けて肌に当たってしまう事を避けたんだと思いますが外向きでジャケットだけ濡らすより良いと思うんですけど・・・新型ベスト付属ホースが内向きになってるからそれに気が付いたんでしょうか。

◆ホース向き改造(熱成型)
　この為に5000円近い専用インナーを(着替え含め)何着も買えないので市販インナーで使えるようにホースの噴出孔向きを逆側へ向けました。
※専用インナーを使わない場合、噴出部の向きが固定出来ないのでインナーのどこを濡らす部分に噴出するのか変わらなくなります(首の横へ噴射したり)ので、インナー未使用時は噴出部の向きを固定する工夫が必要になります。自分はコミネのメッシュベストに紐で固定し噴出部の位置が動かないようにしました。
　首の輪の部分はホースが円形に成形されているので逆向きにしてヒートガンで炙って形状を変え、多少いびつな円になったが噴出孔は内側向きへ。
※加工してから気が付いたけどこれ表裏逆にして付ければ良いだけかも・・・ホースが体の左配策(ポンプのホルスターが左脇装着しか出来ない構造)でなく、右側配策になるんで多少突っ張るかも知れないけど。
購入後に気が付いたが専用ベストと踏み合わせる場合は、そちらに専用ホースが付属しているのでこの『ポンプ/ノズル/ホース/ベルトセット』じゃなく、『単品のボトル/ノズル/ベルト』を買った方が安いかもしれない。


◆使用感
専用薬液は凍らないので冷凍庫に一晩入れ冷やしてボトルへ。保冷材は使用しない。
数プッシュで冷たい液が首の前と後ろに吹き出す。強くプッシュしすぎると跳ねる勢いなのでゆっくりレバー握る方が良い。

〇ポイント
・専用薬液は乾きにくく長持ちし、スースーして涼しさが強い。
・35度で使用すると30度程度の感じで確かに体感−5度はある。
・朝晩の涼しい時間や山の上など使用しない時も暑く無い(水冷服やペルチェベストは作動させないと逆に熱い)
・どうしても耐えられないくなった時だけプッシュするなら意外と液が減らない。
・薬液が無くなっても最悪水入れれば無いよりマシ。
・腰のタンクは意外と気にならない(見た目500ccっぽいが実は400cc無いので小さく細い)
・走行中もプッシュレバー操作し易い。

×ポイント
・ホース内で液がぬるくなり、たまに1プッシュでは全く冷たくない。(保冷剤いらないね)
・冷たさを得ようと毎回数プッシュすると液の減りが早い。
・気温40度だと-5度の体感でも35度なので涼しくなる程ではない。(かなり楽ではある)
・首周りの円が小さく少し気になる。輪を大きくすると噴出孔位置が変わるので大きくも出来ない。
・ポンプ部チューブ差し込み口が抜けやすい。気温40度近いと少し引っかかっただけで抜ける。(ポンプのロック付き部ではなく、ロックに差し込むチューブが抜ける)抜けると薬液数プッシュ分洩れて捨てる事になる。



極限に暑い時間は水冷服の方が涼しいだろうが、水冷服は朝から作動させると冷たすぎだが作動させないと着てるだけで暑い。そして昼から作動させようにも保冷剤は保管しておけないからその時にコンビニで冷凍ペットボトルを調達。と運用が面倒。リキッドウインドは暑そうだから一応付けてけ。で済むお手軽さがある。

ペルチェ式ネッククーラーと併用すると、首回りに涼しさが集中するからそれどれが単独使用時より効果がある。

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