3.0/5
サイドバッグを購入した所、恐らく断熱のためでしょうが、「バッグとマフラーとの間が8cm以上離れていなければならない」旨の記述があり、購入をしました。確かに、バッグの取り付け位置を高めに調整すれば購入せずとも大丈夫でしょうし、需要の少なさからか、割高な商品でもあります。ただ、バッグの底面には熱に弱そうな加工部品が使われていることや、バッグ自身も熱には強そうではありません。そして、中に入れるものも選ばなければならなくなる可能性を考え、必要な出費であると割り切りました。
製品の用途である「断熱」の効果は十分である様です。製品への取り付けも、簡単に行うことができます。よっぽど熱に弱いものでなければ、少なくともマフラー上のバッグにいれることをためらう必要はなくなりそうです。
ただし、製品紹介画像の厚みはどう見ても数cmという感じですし、製品のサイズを見ると、厚みは「2cm」ということですが、実物は、手元に届いた当初、7、8cm程の厚みがありました。何とか平らにつぶして、現在5cm前後の厚さで使っています。バッグ底面(外側)に吊り下げる形で装着するため、これ以上は薄くはならず、下手をすると重力で元の厚さに戻りそうです。プレス機等があればもっと薄くもできるのかも知れませんが、製品の出荷時点でそうした加工はされていません。その厚みによって、見た目がどうこうというのではなく、マフラーがかなり上部にある車体の場合、この想定外の厚さによって製品の取り付け自体ができなくなることも考えられます。
仮に、ギリギリ取り付けられたとしても、この製品がマフラーに干渉したり、こすれたりするすると、微細であっても傷は付きかねません。製品の中身はグラスウールだそうですが、外側はかなりしっかりした、不燃性の高そうな素材で、それもあってごわごわしています。高熱になるマフラーはプロテクトフィルムなどで保護もできませんし……。
私の場合は、マフラーと製品とは触れずに済みそうです。が、それはあくまでも、「結果として」の話です。これから、この製品も含めてサイドバッグの購入を考えられている方は、購入前にバッグの形状とマフラーとの間隔、本製品の厚みとはご考慮されるのが良いでしょう。
見た目重視で役立たずの商品では元も子もありません。この製品の効果自体は十分ですので、条件付きでおススメ、といった所でしょうか。
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