5.0/5
原付1種の宿命である30km/h制限と二段階右折を解除するために組み込みました。
50ccの原付をボアアップするなら二種の中古を買ったほうが良いという意見もありますが、そんなことありません。
中古車を買ったとしても車体+初期整備の費用がかかりますからね。
単にあの制限を解除するためだけならボアアップした方が安いのです。
このキットは一般的なボアアップにあるピストンとシリンダーだけのセットではありません。
それに合わせて最適化されたヘッド周りも付属します。
なのでカムシャフトやバルブはある程度自分で組める知識と工具が必要になります。
Dioは腰上の分解だけならエンジンを車体から外さなくても作業が出来ます。
メットインとリア回りの外装を全て外せばエンジンにアクセスできます。
そこそこスペースがあるので勝手を知っている人ならすぐに出来ると思います。
腰上だけ分解する場合はカムチェーンをクランクケースに落とさないように注意してください。
ノーマルシリンダーを抜き取った後は、チェーンが落ちないように針金等でテンションをかけておくと良いです。
テンションをかけておくことでクランクシャフトのスプロケットから外れにくくなりますしね。
ボアアップ後はかなりパワーが出るようになりました。
ハイギアは組み込んでいないので減速比はそのままです。
なので最高速度の変化はありません。
巡航中の回転数が高かったらハイギアを導入してもいいですね。
またボアアップにより必要な燃料の量が増えます。
ノーマルのままだと確実に焼き付きますので、プラグの焼け具合やレスポンスを見ながら調整しましょう。
4stのエンジンは2stより焼き付きやすいので、キャブセッティングは初心者の方でも勉強がてらできるレベルです。
ボアアップ後は忘れずに登録や保険の変更をしてくださいね。
そのままですと脱税行為ですので。
また事故った時に保険が出ません。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
5.0/5
94ライトキットで物足りなくなり、最上級と思われるこのキットを購入しました。
結論から言うと、高いけど、これを買うほうがいいかなと思います。
ヘッドは組んであるから、強化バルブスプリングを組む必要はありません。
発進時のトルクはあまり変わりませんが、7000回転以上の吹け上がりが全然違います。
ただ、8000回転以上を多用すると燃費が悪くなるのと、エンジンオイルの劣化がすごく早いこと、純正クランクの強度が心配です。
50時代に5千キロ、94ccで2万キロ走ったくらいでブローしました。
分解しましたら、コンロッドをゆするとガタガタしていました。
けれど、この状態でもシリンダー、ピストンには傷がなく、せっかく開けたのでリング交換くらいはしましょうかといわれたくらい、キタコのキットの耐久性はありました。
市街地をキビキビ走りたい、坂道が多いならハイギア、
幹線道路の流れが速いところを走る場合はスーパーハイギアを組んで乗るといいと思います。
社外マフラーとビッグキャブも同時装着をお勧めします。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
5.0/5
アドレスV125S L0に装着しました。
店頭の在庫切れのため問屋に受注しましたが、人気商品の為入荷までに4ヶ月かかりました。
かなり人気のボアアップキットらしいですね。
アドレスはエンジンを下ろさなくてもボアアップが可能です。
私は何台もアドレスのボアアップを経験しているので下ろさずに出来ますが、慣れていない方や初心者の方は確実にエンジンを下ろしてからの作業をおすすめします。
尚、アドレスはエンジンに直接センタースタンドが付いているので、エンジンを下ろしたら車体を吊るかジャッキアプするかのいずれかの方法が必要です。
今回ハイカムは入れませんでした。
V125Sは設計上の特性で、ハイカムを入れるとどうやってもアイドリングが安定しなくなることがあります。
ノーマルカムでも性能は十分に出ることは確認済みなので問題ありません。
むしろ低回転のトルクは純正カムの方が上です。
ハイカムな名前の「ハイ」からわかるように高回転での効率を上げているだけです。
やはりV125Sのアイドリングは一筋縄で行きませんね。
アイドリング回転数の燃料噴射量は武川のFIコントローラーでは調整できません。
そもそもアイドリング不安定は燃料噴射量と関係ありません。
流れこむエア量が変わるのでコンピュータが戸惑っているだけです。
アイドリングの調整はスロットルポジションセンサーと、スロットルのスクリューの調整で行います。
スロットルポジションセンサーを動かして安定しなけでば、少しスクリューを締めてまたセンサーを動かすという方法です。
大抵の場合これで安定します。
噴射マップは武川のFIコントローラーに内蔵されているマップで大丈夫です。
武川のボアアップキットはそれなりの価格がしますが、それだけのクオリティとスペックがあります。
オークション等で出ている格安キットなんて怖くて使えません。
アフターサポートも万全な武川をおすすめします。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
5.0/5
AF35 Dioのボアアップに使いました。
付属したピストンピンのサークリップは非常に太くつけづらいものでした。
純正品がそのまま使えるのでホンダ純正のサークリップを使用しました。
程よい太さと程よい柔らかさです。
サークリップに関しては純正のものが一番良いです。
なんせ運転中に外れたらとんでもないことになりますしね。
シリンダーやピストンの仕上げも綺麗で手直しは必要ありませんでした。
外観こそ仕上げが適当ですが、中身は意外としっかりした作りでした。
慣らしを早く終わらせるため、ピストンのスカート部分を軽くペーパー掛けして組み込みました。
吸排気ノーマルの状態で、MJ10上げ、SJ2上げ、パイロット1/4開け、ニードル一番上でセッティングが出ました。
これは今回の車両特有の数値ですので、実際はその車両にあったセッティングが必要です。
今回は依頼者の都合で完全混合給油にしました。
Dioは通常オイルタンクが別にあり、エンジン回転数とスロットル開度に応じてオイルを吐出しています。
当然ボアアップしたらオイル量は増やす必要があります。
通常はオイルポンプの増量加工をするか、混合給油+分離給油にしています。
給油のたびにオイルを入れるのは面倒ですが、しっかりしたオイル管理ができるのがメリットですね。
ピストンのクリアランスが大きいのか、暖機運転が終わるまでアイドリングでガタガタ異音がします。
慣らし運転後一度シリンダーを開けましたが問題なかったので、確実にクリアランスでしょうね。
温まりピストンが膨張するまでのクリアランスが大きいのでしょう。
あまり大きな排気量アップではありませんが、加速時には違いが感じられるほどパワーがあります。
ボアアップにより高回転まで回るようになるので、ハイギアやプーリーの交換をするとエンジンにやさしいですね。
エンジンの特性も変わるため、ウェイトローラーの変速ポイントの調整も必須です。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
5.0/5
ズーマーのボアアップキットです。
4サイクルエンジンの分解は初めてでしたが意外と簡単に出来ました。
スクーターによってはエンジンを外さなくてもボアアップの作業ができる車種もあるらしいのですが。
残念ながらズーマーはエンジンを外さないとシリンダーを外せません。
タペットの調整すらエンジンを外す必要があるのでメンテナンス性低いですねー。
基本的に腰上だけの分解で済みます。
ただカムチェーンは絶対にクランクケースに落とさないようにしてください。
万が一カムチェーンがクランクのスプロケから外れると、エンジンをいろんな向きに傾けながら気合でチェーンを付けるはめになります。
それか最悪腰下の分解も必要ですね。
ボアアップキットの類は初めて触りますが、特に目立った傷とか削りカスは無かったのでそのまま取り付けました。
変な加工して逆に壊したら意味無いですからね。
それにしてもピストンピンを止めているサークリップは滅茶苦茶つけにくいですね。
片方はめるのに10分格闘してました。
作業中はサークリップとかピストンピンとか古いガスケットをクランクケースの中に落とさないように注意。
クランクケースにウエスを突っ込んでゴミが入らないようにしている人を見ますけど、ウエス入れたら意味無いですからね。
ウエスは細かい繊維が落ちるのでそんなもんクランクケースに突っ込んだら・・・おわかりですね?
一番いいのはサランラップやビニール袋を突っ込むことがおすすめです。
ボアアップしたら同時に燃料調整もしなければいけないんですが、キャブと違ってインジェクションなのでコンピュータで設定します。
武川のサブコンを使って燃料を増やしました。
プラグの焼け具合と排気の濃さを見ながら適当に合わせました。
念のため濃い目に設定しておきました。
また冬になったら最初からセッティングが必要ですかね。
ボアアップ後は二種登録して完了。
パワーは上がり加速も上々、ハイギアは入れていないので最高速度は変わりません。
ハイスピードプーリーでも入れようかな。
カムスプロケットの取り付けと、バルブクリアランスの調整に手間取りましたがなんとかできました。
初心者でも知識と工具があれば意外と簡単にできるもんですね。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
5.0/5
初めてボアアップをしてみたくなり、キャブもセットになっているこちらの商品を選びました。
取り付けはさほど難しくはなく、素人の私でも1日あれば組み付けできました。
キャブのセッティングも難しくないと思います。
走ってみた感想ですが、やはり30cc上がっているだけあり、以前とは比べものにならないくらい速くなりとても満足しています。
ただ、夏場はオイルクーラーの取付が必要なのかなぁと思いました。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
コメント(全0件 )
88ccにボアアップしました。長い登り坂も問題なく走れるようになりました。速度60キロぐらいまではとてもすむーずに走ってくれます。とても満足しています。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
コメント(全0件 )
5.0/5
ジョルカブをボアアップしました。
耐久性を重視して75ccに決定!
取り付けはそんなに大変ではありませんでした、ピストンピンのクリップがちょっとやりずらいくらいです。
仕様はフロントスプロケ15とノーマルヘッドポート拡大研磨、ノーマルインマニ穴拡大、ノーマルマフラー芯抜きです。
キャブはノーマルでスクリューをちょっとまわしただけです
乗った感じはトルクフルになり乗りやすくなりました
速いって感じではないですが通勤仕様なのでよしとします
早めのシフトアップでも前に進んでくれます
坂道も楽になり1段高いギアで登ってくれます
ですが最高速はほとんど変わりませんしエンジンフィーリングも変わりません。
この辺はカムやビッグキャブが必要と思われます
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
コメント(全0件 )
5.0/5
オイルホースの詰まりでエンジンオイルが供給されず、シリンダーとピストンが抱きつきを起こしてしまったエンジンの修理に使用しました。
安物のキットなので取り付け前に簡単なバリ取りをしました。
こういう類のシリンダーやピストンは加工時の切削痕が残っていることが多数です。
焼きつきの原因になるのでしっかり修正しましょう。
今回購入したものはそこまで酷くなく、排気ポートを軽く修正して終わりました。
ピストンリングの1本が若干厚くてピストンのリング溝に入りませんでした。
同しようもないので薄く削りました。
平面が出ているオイルストーンの上にエンジンオイルを垂らし、両面を均一に削りました。
実際にピストンに入れながらクリアランスを確認して加工しました。
2サイクルエンジンは簡単で良いですね。
ピストンを付けてシリンダーをはめてヘッドを閉めればおしまいです。
4サイクルですとここからカムギアの取り付けやタペットの調整が必要です。
2サイクルエンジンは構造が簡単なので、足に使う原付のエンジンとしては最適な構造だと思います。
修理後は当然ですが快調です。
毎日乗っていればキック一発始動です。
焼きつく前の状態よりパワーで出ました。
これが本来の性能なのでしょうね。
焼き付いたシリンダーを見ればわかりますが、カーボンがかなり付着していたので圧縮比や排気効率なども狂っていたのでしょうね。
慣らし終了後の500km時点で一度腰上を分解して確認した所。
一部ピストンスカートとシリンダーの当たりの強い部分があったので修正しました。
心配だった加工したピストンリングも問題なさそうでした。
生産地は記載がありませんが恐らく台湾や中国製でしょう。
品質はあまり良くありませんが少しの修正で普通に使えるレベルになりますので、エンジンの仕組みや加工に精通している方なら簡単に交換できると思います。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
13年モデルのシグナスに使用しました。
自動車専用道路の走行にあたりボアアップを行いました。
白ナンバーに出来ればいいだけでしたので、最初はKN企画のボアアップキットを考えていましたが、やはりパワーも欲しいのでアドバンス・プロのキットを使用しました。
アドバンス・プロはアドレスV125のボアアップシリンダーや燃調コントローラー、ブレーキシステム等でも使用経験があります。
メーカーのアフターサポートも親切かつ迅速、製品のクオリティもそこそこなのでかなりコストパフォーマンスが高いです。
このキット装着にはクランクケースの一部加工が必要です。
シリンダーのスリーブがクランクケースに干渉するからです。
アタリを見ながら最小限の切削で済むように、慎重にリューターで削りました。
大雑把に削るとクランクケースの耐久性や圧縮漏れ等いいことがありません。
クランクケースの加工以外は、ノーマルのシグナスのエンジンの腰上オーバーホールをできる方ならだれでもできると思います。
加工精度も良いので得に補正する場所もありませんでした。
当然ですがボアアップ後は燃調コントローラーを使用して燃料噴射量を増やす必要があります。
忘れていると簡単に焼き付きます。
今回は武川のコントローラーを使用しました。
マッピングは武川製の161ccボアアップキット用のサンプルマッピングを元に、空燃費計を見ながら設定しました。
平均12前後の空燃比で設定しました。
ボアアップ後はシートの後ろに体重をかけてアクセルをひねるだけで、簡単にフロントアップするくらいのトルクの強さです。
加速だけではありあまるパワーなので、後々ハイギアの装着を考えています。
ピストンの重さや燃焼時のバランスがノーマル状態から崩れるため、振動が非常に大きくなりました。
走りだしてしまえば対して気になりませんが、アイドリング中ではかなり顕著です。
ミラーがガクガク震えます。
少し長い信号待ちではちょっと気になりますね。
アドレスと比べてですが、シグナスはホイールベースも長いですし、10インチタイヤのアドレスと比べて12インチタイヤです。
アドレスでは高速走行はかなり不安定でしたが、タイヤの接地感もありかなり安定しています。
ボアアップしてもなかなか遊べる車体ですね。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
コメント(全0件 )