使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
|
---|---|
作業スキル | 初心者
プロ級
|
品質・質感 | 4 |
デザイン | 5 |
コントロール性 | 5 |
MT-09SP純正ブレーキのフィーリングが好みのものでなくてステンメッシュホースに変えたところ、タッチが変わった影響か、かなりブレーキに力が必要になってしまい、それなら大径化だということでこちらのディスクを購入してみました。
※補足ですがブレーキに力がいるようになったのは、当方のレバーの握り方が原因なのでステンメッシュホースに変えたからといってブレーキが効かなくなるわけではないです。
MT-09はディスク径298mmで厚みが4.5mmのため、R1用のT-Driveにすることでφ320mmの5.5mm厚になりますが、R1用はマグネシウムホイールの腐食防止のためかスペーサーを挟むため内側が0.5mm薄くなっていますので、内側に0.5mm外側に0.5mmとなりディスクのオフセットは変わらないはず。
ただ、R6はR1とディスク品番が同じでスペーサーはないので、0.5mmズレている?ような気もしますので、この程度のズレは問題無いのかも知れません。
重量に関しては1,429gでMT-09SPの純正ディスク1,350gから79gアップでしたが、ディスク経22mm厚み1mm増えているのにこの重量差しかないのは驚きました。
取付時に1つ気になったことは、取付部の精度が低いというのか取付部に余裕があるといえばよいのか、取付ボルトを全て手締めした状態でも回転方向だけでなく上下左右にインナーが動いてしまうので、どうやってセンターを出せば良いのか悩みました。
高級品なのでイタリアンクオリティーとかは考えず、インナーもフローティングなのだと割り切ってブレーをかけた時にディスクが動かない方向に合わせて締め込みましたが、アウターもある程度上下左右に動くので多少の偏心は気にするなということでしょう。知らんけど…
あと正規品のQRコードのシールがネジ穴に近いところに張ってあって剥がすのに苦労しました。
※剥がす前にブレンボチェックで登録しようとしたら、Android12では対応していないとかで結局iPhone 6Sを引っ張り出してきてアプリを入れてチェックできましたが、6Sが手元になかったらチェックせずに剥がすところでした。
実際のインプレですが、ディスク径はすでにR1純正ディスクで320化してあったため、R1純正ディスクとT-Driveディスクの比較になります。
ディスク径に関しては同じなので絶対的な効力の違いは感じられませんでした。
ディスク重量もR1純正ディスクはPLUSμフローティングピンに交換済みで1,430gとほぼ同じだったのでハンドリングにも違いは特に感じられませんでした。
一番大きな変化があったのがブレーキのタッチで、剛性感が出たというか、がっちり感があるというかR1ディスクからは0.5mmアップになりますが、ここまで違いが出るのかと正直驚いています。
最後に耐久性について検証できていないため希望と期待になりますが、T-Driveディスクは分解不可でOHに対応していないため、アウターの減りとインナーの減りが同じくらいであればコストパフォーマンスはなかなか良いのではと思います。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
コメント(全10件 )
ブルチくんさん
MT-09用としてはOEMのSTYLEMAに使えるものは無かったので、POSHから発売されているZ900RS用のカラーを使っています。
キャリパーアダプター T11
商品番号: 132056-06
片側用なので2セット必要になります。
※こちらもインプレあげていますので、詳細はそちらを確認ください。
ありがとうございます!!