・SPリフタープレート×1
・強さ調整用ワッシャー×8枚
※CRF110F.125F.150Fには適合しません。
※動画はSL230になります。
※メーカー都合により商品の仕様変更がある場合がございます。ご了承ください。
・クラッチスプリングの“振動”の影響を減らし、フリクションロスを低減させ、より正確に作動させ、切れ繋がりが良くなります。
引きずりが減るのでシフトが軽く、ニュートラルも出やすくなります。
・動画(SL230)の様に純正リフタープレートだと、スプリングが安定せず、スプリングから発生した振動がクラッチ本体を振動させてしまい、クラッチの繋がりが悪くなり、引きずり(握っているのに進む)も発生しています。
・振動が発生すると瞬時にスムーズに繋がりません。
繋がらないと無用な熱が発生し、ディスク類やクラッチ本体の寿命も短くなります。
・【ソフト】付属のワッシャー無しでSPリフタープレートのみを組むと、純正よりスプリングを圧縮する量が1.0mm減るので握りは『軽く』なりますが、繋がり、切れは純正より良くなります。
・【標準】握りの重さがちょうどの方は、付属の1.0mmワッシャー1枚ずつをクラッチセンターの上、スプリングの下に入れていただくと純正とほぼ同じ重さになります。
・【ハード】ハードに乗られる方、握りが軽いという方は、付属の1.0mmワッシャーを2枚ずつ、クラッチセンターの上、スプリングの下に入れていただくと純正より強化、少し重くなります。
【交換作業】(画像参照)
1. エンジンオイルを抜いて、直立させて組み込むのがお勧めですが、オイルを抜かずに倒して交換作業も出来ます。
2. クラッチカバーを開け、4本のM6ボルトを取り、リフタープレートが外れます。
3. 組んであったベアリングは再利用します。SPリフタープレートに組み替えます。手で取れると思います。
4. スプリングの下に付属のワッシャーを入れて、強さを調節します。
5. スプリングの巻き終わりをおおよそ画像のこの位置にして下さい。
6. 4本のボルトを対角に少しずつ締め込んで、最終的にそれぞれのスプリングがリフタープレートの切削した溝に嵌っているか確認してください。締め付けトルクは、12N・mです。
7. カバー類を装着して、オイルを入れて下さい。(NSF100 全容量1.1L、オイル交換時0.9L)
【画像補足】
・セット内容。このタイプは、弱化、標準、強化、出来るようにワッシャーが2枚ずつ分8枚がセットに入っています。
・組んであったベアリングをSPリフタープレートに組み替えます。手で取れると思います。(参考画像はSL230)
・スプリングの下(エンジン側)に付属のワッシャーを入れてください。(参考画像はSL230)
※リフタープレート裏側からの画像です。スプリングの巻き終わりをおおよそこの位置にして下さい。
※スプリングを回してみれば分かりますが、リフタープレートの内側と外側の2つの円弧の接点のみにスプリングが当たっていますので、どちらかにスプリングエンドのカット面が当たらないとプリロード(強さ)が変わります。純正でもSPでも同じです。
・パーツリストの図面です。
・NSF100
・CRF100F
・CRF80F
・APE100
SPリフタープレートは、クラッチのタッチや切れの向上に効果が有りますが、『より引きずりを減らしたい。より熱ダレしないように。』は、クラッチプレート溝切り面出し加工が有効です。
ユーザのインプレッションを見る
適合車種: XR100R(競技用)、NSF100、CRF100F、CRF80F、エイプ100 ( 適合車種を見る )
-
工房きたむら:コウボウキタムラ
- 長野県諏訪郡原村の標高1320メートルにある工房きたむら。クラッチのチューニング、パーツや工具の製造販売をされています。