・本体・カラー・大ワッシャー:鉄製
・小ワッシャー:アルミ合金製
・高強度ウレタン製ベアリング入り“10mmシャフト”ローラー
※画像には他のカラーリング、商品が含まれております。
※メーカー都合により商品の仕様変更がある場合がございます。ご了承ください。
大変お待たせ致しました。
全てのトライアルバイクには、装備されているチェーンテンショナーです。
本体・カラー・大ワッシャー:鉄製、小ワッシャー:アルミ合金製、高強度ウレタン製ベアリング入り“10mmシャフト”ローラー。
テンションも素材も強力です。
トライアル的走行やオフロード走行で、常にチェーンを張り、チェーンの暴れを防止し、エンジンの力を的確にリヤタイヤに伝えます。
例えば、滑る斜面や岩の上で、チェーンが“たるんで”いると、アクセル、クラッチで駆動を掛けようとしても、まずチェーンが張って、一瞬遅れて “いきなり伝わります”。
なので滑ったり、アクセルを閉じても“ガチャガチャ”とギクシャクします。
強力なバネを使用していますので、シールチェーンでも、428.520チェーンでもしっかりテンションを掛けてくれます。
高速道路での長距離使用は勧められませんが、私の車両に1年半組んだまま、“あんな事やこんな事”をしましたが、全くのノートラブルです。
緩みも曲がりも有りませんでした。
サイドスタンドにも隠れて、守られています。
チェーンが暴れず「ガチャガチャ、カラカラ」音が減り気持ち良いです。
【画像補足】
・装着した状態。チェーンの張り方はマニュアル通り、40mm程。
・赤ローラータイプ。CT-1-R
・黒ローラータイプ。CT-1-B
・ほとんどの車両が、この状態だと思われますが、発泡ウレタンの純正パーツ名“テンシヨナ”が付いているはずですが、数ヶ月、数年、で朽ちて無くなります。付いていてもテンションを掛ける訳では無いローラーです。
▼装着方法
・白いプラのブッシュとボルトワッシャーを外します。既存シャフトはフレームに溶接されています。白いプラのブッシュは使いません。
・“大きい鉄ワッシャー”を入れ、スプリングの短い方のフックを既存ステーの穴に刺し込み、嵌めます。
・テンショナー本体にチェーンオイルなどを付けた鉄カラーを入れ、既存シャフトに差し入れます。
・奥の少し出っ張った既存シャフトに“小さい方のアルミ合金ワッシャー”を嵌めます。
・先に外した純正ボルトワッシャーを締め付けます。
・本体を持ち上げ、スプリングをスプリングフック(タイラップ、針金)などで押し下げ、テンショナーに掛けます。
・組み込みが終わった状態、位置関係。
・説明が分かりやすいように、チェーンケースを外して作業しました。
・以前整備でお預かりした初代1985年モデルのステーです。全年式同じです。この車両も発泡ウレタンローラーは無くなっていました。
・驚かれるのですが、1つ1つスプリングの形状強度調整など、工房で行っています。私は装身具金具メーカーの技術顧問をしていましたのでバネ材加工等には詳しいです。
動画も参考にして下さい。エンジンの力がダイレクトに後輪に伝わります。
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適合車種: セロー225 ( 適合車種を見る )
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工房きたむら:コウボウキタムラ
- 長野県諏訪郡原村の標高1320メートルにある工房きたむら。クラッチのチューニング、パーツや工具の製造販売をされています。