ユーザーによる KTC:ケイティーシー のブランド評価
誇れる工具を生み出すこと、立ち止まらないこと。 それが「KTC」スピリット。「KTC」が注ぎ続ける熱い想いがつむぎ出す高品質追求の系譜。ここにその証があります。
総合評価: | 4.4 /総合評価1571件 (詳細インプレ数:1556件) | |
---|---|---|
買ってよかった/最高: | 846 | |
おおむね期待通り: | 527 | |
普通/可もなく不可もない: | 172 | |
もう少し/残念: | 19 | |
お話にならない: | 5 |
GSX-R1000R 2019年式にて使用
サイズ66.5がスズキ純正のカップ型オイルフィルタに対応します。
スズキ車は全般、オイルフィルタはガチ締め指定になっています。
トルク指示ではなく、着座から720度です。
これもあり、精度の甘いフィルターレンチを使うと"ぬるっ"っといきます。
一度ぬるっといってしまうともうダメです。
あの手この手のパワープレーで四苦八苦しながら外すハメになります。
かれこれ8年ほどスズキ純正のフィルターレンチを使ってきましたが、
長年の酷使もあって(?)ハマりが甘くなったのか先日ついにぬるっといってしましました。
ナメたオイルフィルターを外すとなるとそれはそれは大変な思いをする羽目になりました。
で、代わりに購入したのが本品です。
スズキ純正と比較して面が出ている範囲が深いのか、フィルターに嵌めたときのフィット感はこちらのほうが上です。
またレンチの肉厚もこちらのほうが厚く、内側形状も精度よくでており長持ちしそうな気がします。
注意点としては、飛び出ている六角部分は二面幅24mmとスズキ純正(17mm)よりかなり大きいです。
基本的にスズキ車のドレーンボルトは二面幅17mmなので、そのレンチでそのまま作業できるという意味では純正品の作業性はさすがです。
とはいえ本品はスズキ専用品ということでもないので致し方ないですが。
ラチェット等だと高さ方向に厳しい機種で使用する場合にはバカデカメガネが必要になるので用意しておきましょう。
そうでない場合は9.5sqのラチェットで対応可能です。
また使用にあたっては使用するオイルフィルタをよく吟味し、締め付けトルクを遵守する必要があります。
サイズラインナップも幅広いため、フィルターレンチが欲しい場合には有力な選択肢可と思います。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
品質・質感 | 4 |
---|---|
コストパフォーマンス | 3 |
使用感 | 5 |
機能性 | 5 |
KTCのスライドヘッドハンドルです。
比較的標準化の進んでいる工具というジャンルにおいて、スライドヘッドハンドルはメーカーの設計思想が出やすく結構使い勝手が異なります。
このKTCのスライドヘッドハンドルの最大の特徴は真ん中でヘッドを固定できることです。
ヘッドを真ん中に持ってくるとクリック感があり、ちょうど真ん中の位置にヘッドを固定できます。
またこの位置にいるときのガタも小さいため、エクステンションバーとセットでT型レンチのような運用を考えている場合にはマッチすると思います。
またスライドヘッドハンドルのT型レンチに対する優位性として、ヘッドを端に寄せればソケットレンチ代わりになる点が挙げられます。
・端に寄せて緩める→真ん中に移動して早回し
・真ん中にして早回し→端に寄せて本締め
といった、ソケットレンチとT型レンチのハイブリッドのような使い方が可能です。
ただ、言うまでもなくソケットレンチとしては普通のラチェットのほうが、T型レンチとしては普通のTレンのほうが使い勝手はいいです。
本品が本領を発揮するのは荷物をコンパクトにまとめる必要がある車載工具や持ち歩き工具箱だと思います。
ラチェットとTレンの2本をこれ1本で賄える上に、エクステンションバーと分解できるためTレンより嵩張りません。
少々ニッチな商品ではありますが、フィットする人には有用な工具だと思います。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
コメント(全0件 )
コメント(全0件 )