4.0/5
以前Widderの伝熱ベストを使用していて、これも悪くなかったのですが古くなったので買い替えました。
この年末年始、関東から東北方面への往復(ほぼ高速道路)で使用したのですが、気温零度付近でも暖かさは必要十分以上。長袖なので腕も暖かいのが新鮮でした。
10秒で暖かくなるとの謳い文句も本当。冷えた体で温泉に飛び込んだときのような気持ちよさ。
ジャケットは非常に薄手で、使い勝手もいい。サイズは小さめです。177センチ72キロですがXLでも結構タイト気味だったのでXLにしました。フロントジッパーが上まで閉められるサイズがいいと思います。
電源取り出しはバッテリーにつないだケーブルとヒートジャケット側のケーブルをつなぐだけで、パソコンの電源ケーブルのようなコネクターで使い勝手よし。極性も気にせずに差すだけで、外し忘れてバイクを離れようとしてもすっと抵抗なく外れるのもよい。シガープラグで接続するケーブルも別売りでありますが、高いのでやめて付属のケーブルでつなげています。結果的にはそっちのほうが良かったです。どんなバイクでもシートとタンクの間辺りから30センチ弱出しておけばちょうどいいと思います。
温度設定は強・中・弱の3段階だが段数としては十分です(Widderは無段階調整でしたがそれほど細かい設定は必要なかった)。始動時のみで自動で「強」から始まり一定時間後に「中」にする機能になっていますが気温零度くらいまでなら「中」で十分でした。陽が出ていれば弱でも寒くはないですね。
素晴らしいのはリモコン機能。ハンドル固定パーツ付き。ジャケット本体だけを安く売ってほしいとも思いましたが、使ってみるととて便利。大きなボタンでグローブしたまま操作でき、どのモードにあるか色で表示(赤、橙、緑)します。
消費電力が強で7アンペア、ヘッドライトの1.5倍くらいかと思います。
冬のツーリングも気軽に行けるようになりました^^
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購入にあたり、同じRSタイチさんのe-HEATベストと迷いました。ベストタイプは18000円程度、長袖のジャケットタイプは25000円前後。相違点は、袖部分の有無だけではなく、ベストはシングルバッテリー、一方のジャケットはダブルバッテリーで発熱時間が2倍長持ちするとのこと。この点でベストとジャケットの価格差に納得したのでジャケットタイプを選びました。
さて、商品が手元に届いたので早速試着。身長171cmで体重57kgの私、サイズはMをチョイス。羽織ってみると身丈、袖丈、肩幅ともにゆったりサイズで決して大きすぎることはない。かといって、ぴっちりでもないのでこのサイズで正解でした。内側は首回り、胴部ともボア生地になっていてホカホカ、袖部の内側はボアではなく外側と同じ生地です。概ね着心地は良いですね。
ヒーターは背中だけですが、両肩にそれぞれ10cm×8mc・左右肩甲骨の斜め下部に14cm×21cm程度の発熱部が仕込んであります。ライディングポジションをとってみると、各ヒーターが背中に密着しているのがよくわかります。ただ、丁度肩甲骨の間にヒーターを接続しているであろう配線が4本あり、これが背中にあたるのが気になりました。これは慣れの問題ですが、神経質な方はとても気になると思います。
実際、気温10度程度の晴れた日に使ってみました。当日は長袖Tシャツの上にこのインナージャケット、その上に冬用のジャケットを装着。(鹿児島県ですから冬でも11月下旬はそれ程寒くない)ヒーターは3段階調節できるので、まずは最強で試すことに・・・。長時間は低温火傷しそうですね。中間の温度では程よい感じですが、止まると少し汗ばむ感じ。最低の設定で丁度心地よい暖かさで、テストした日は充分に暖かさを得られました。きっと1月から2月には大活躍してくれることを確信。
スイッチ操作については、走行中の操作は明らかに危険を感じました。意識がスイッチ操作に集中し、フルフェイスのヘルメットでは電源スイッチ部のLED表示も目視で見えないためミラーで確認するしかなく難しいでした。やはり電源オンは最低でも停車して行った方が安心です。
機能としてはベストタイプのe-HEATベストに予備バッテリーを持つ体制でも充分かなと思います。ここは好みの問題ですね。私はこのe-HEATインナージャケットで満足してます。
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