グロムを新車で購入したが、リアショックの作動の悪さには閉口した。ショップでは「慣らしが終わる頃にはもう少し良くなりますよ。」という事だったが、純正の貧相なショックアブソーバーにとても期待は出来そうにない。
乗り心地の改善と車高を少し落としたかったので、武川の車高調付きに替えてみた。
Webike から届いた商品は見るからに上質そうだが、重さも結構あった。純正と比較すると確実に重い。
取付はサイドカバーの取り外しが少々やっかいだが、ネット上にはたくさんの画像付き参考事例が転がっているので、それを参考にすればよい。ショックの取付ボルトが「鬼トルク」と良く書かれているが、ここは元々トルクをかけてある場所である。ごくごくまっとうな締め付けトルクである。とは言え、トルクをかけられる工具は必要だ。上のボルトは奥まっているので、車用の十時レンチ(タイヤ用)の17mmを使えば、さほど苦労しない。下のボルトはオフセットのメガネレンチではなく、トルクのかかりやすいストレートレンチだと緩めやすい。
取付部には全く油分がなかったので、グリスアップして取り付ける。
取付後は跨がっただけで違いが分かる。1Gでほとんど沈まなかったショックが体重に応じてちゃんと沈むし、走ってみれば、乗り心地は別バイクのように良くなっている。
車高を少し落としたかったので、ショック長は最短にセットし、フロントもそれに応じてセットしたが、5mmしか短くならないので、少ししか下がらなかった。車高の調整幅を純正から+-10mmぐらいにセットしてくれるともっといいと思った。
惜しむらくは取扱説明書の字が小さすぎて読みづらいのと、車高調整のやり方が書いていない点だ。試行錯誤でやってみたが、不安になるところである。
とは言え、確実に乗り心地が改善できる2万円以下のショックはこれしかないと思うので、乗り心地を改善したい方にはお勧めできる。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
コメント(全0件 )