4.0/5
AF27 Dioに使用しました。
2stのDioは横型エンジンと縦型エンジンがありますが、AF27は縦型エンジンなのでこのキットを使用しました。
社外品のボアアップキットを購入してからまず最初に確認することは掃気ポート、排気ポート、ピストンスカート部分等のバリですね。
掃気ポート、排気ポート、ピストンスカートに大抵の場合は切削時に残ったバリが残っています。
バリは結構硬いのでリューターやサンダーで綺麗に削り落としてから、エンジンオイルを塗りながら綺麗に仕上げます。
ピストンは全体的に磨いておくと焼きつきの防止や慣らしの短時間での終了になるのでお勧めです。
2stはピストンリングが2本しか無いのでシリンダーの取り付けも簡単ですね。
ピストンのリング溝にはピストンリングの合口の目印となるピンが刺さっています。
合口が必ずピンの部分にくるように取り付けてください。
ここで失敗するとピン部分のリングがシリンダーに押し付けられるため、確実に焼きつきや抱きつきを起こします。
シリンダーにピストンを挿入する際も、ピストンリングが合口からずれないように注意してください。
Dioは分離給油タイプですが、慣らし運転期間中は燃料タンクにも少量のオイルを入れておくことをおすすめします。
ボアアップによりシリンダー内部の潤滑が必要な面積が増加します。
また発熱量も増加するため冷却効果を高めるためエンジンオイル量を増やす必要があります。
私はオイルポンプに改造を施し、オイルの吐出量を増やしました。
15分間のアイドリング中の計測では、ノーマル比1.4倍のオイル量にしました。
Dio以外にも2stジャイロ等も同じポンプを使用しているので、改造方法はGoogle等で検索すれば簡単に見つかると思います。
キットの装着により圧縮比が上がった為か、ノーマルのセルモーターでは始動できなくなってしましました。
バッテリーを新品に交換することで一時は改善しましたが、バッテリーが劣化するとすぐに回せなくなります。
KN企画の強化セルを装着してからは、冬場でもセルで始動が出来るようになりました。
ボアアップ時に同時に取り付けることをオススメします。
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4.0/5
下駄として使うには50ccの原付は30km/h制限と二段階右折の制限が非常に面倒です。
購入して2年間ノーマルで乗っていましたが、遂にボアアップして原付二種登録することにしました。
ボアアップキットは他の車種でも使用し、信頼できる武川製を選びました。
シリンダーとピストンだけでなく、専用設計のキャブまで付属していてこの価格なので非常にお得感があります。
ノーマルピストンに比べるとやはり大きくなっていますね。
若干中央は凹んでいる形状をしています。
ヘッドはノーマルを使用する為ヘッドでの圧縮比の調整が出来ないためピストンの形状で調整しているのでしょう。
ピストンが薄くなっているので耐久性が心配です。
武川のカタログを見ると補修用のピストンやシリンダーが販売されているので、部品に関しては安心できます。
流石武川ですね。
今回バイパスなどの高速走行が必要な道路の走行は考えていないためハイギアキットは導入を見送りました。
一般道でキビキビと走れればよしとします。
そもそも80ccでハイギアはキツイです。
キット組込み後はプラグの焼け具合やエンジンの吹け上がりを確認しながら慎重にキャブセッティングを行いました。
ある程度キャブセッティングが出たのでエンジンを全開にしてみましたが、50ccの時とは比べ物にならないくらいのパワーで満足しています。
さすが排気量が上がってだけあり非常に気持ちのよい走りをするようになりました。
燃費も街乗りで45km/lを下回ったことはありません。
かなり良いキットですね。
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4.0/5
AF27 Dioに使用しました。
縦型エンジン系のDioのキットはなぜか種類があまり無いため、スクーターカスタムで有名なKN企画のキットを選びました。
海外のボアアップキットを購入してまずすることは、バリ取りですね。
掃気ポート、排気ポート、ピストンスカートに大抵の場合は切削時に残ったバリが残っています。
バリは結構硬いのでリューターやサンダーで綺麗に削り落としてから、オイルを塗りながら耐水ペーパーで仕上げます。
ピストン側面は全体的に磨いておくと焼きつきの防止や慣らしの短時間での終了になるのでお勧めです。
ただピストンリングが厚すぎてピストンの溝に入りませんでした。
しょうがないのでピストンリングはオイルストーンで薄くしました。
オイルストーンの上で均一に力が加わるように丁寧に薄くしました。
ピストンリングは薄く加工することで無事取り付けが出来ました。
Dioは分離給油タイプですが、慣らし運転期間中は燃料タンクにも少量のオイルを入れておくことをおすすめします。
排気量が増えることで発熱も増しますのでエンジンオイルの量お増やすことが必要です。
簡単に済ませる方法としては、給油毎に燃料タンクにオイルを入れ、分離給油+混合ガソリンで潤滑することです。
ですが比率の管理等が面倒なのでオイルポンプを改造してオイルの吐出量を増やしました。
ホンダ2st50cc系のオイルポンプの増量方法は調べるとかなりヒットしますので自分で調べてみてください。
面倒な方はKN企画から強化オイルポンプが発売されているのでそちらを使用するのもいいですね。
このキットはノーマルヘッドを使用するため、圧縮比がノーマル状態より高くなります。
若干ノッキングの傾向が見られましたのでハイオクガソリンを使用しています。
パワーは申し分なく燃費の悪化もほとんどずに快調です。
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4.0/5
最近までヘッド込のボアアップキットは5万円台以上がザラだったと思いますが、このボアアップキットはカム込で3万円台。ものすごく安くなりましたね。
いい機会でしたので、WEBIKEで購入。
取り付けに関する説明書は簡易的なものですが、モンキーのエンジンのことを記載されているホーム・ページなどを見ながらやれば、素人の方でもできなくはないと思います。
ド素人の私でも交換できたので、ボアアップにチャレンジできない方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
以下ド素人が思った注意点です。
・トルクレンチは絶対必須。手ルクレンチなど存在しない。
・ピストンピンクリップの脱着は十分気をつけて。
・自分にできそうにないと思ったら、すぐにバイク屋に駆け込む。
・事前の準備をしっかりと。みっちりと手順を勉強した方がいいです。
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4.0/5
せっかく手に入れましたが、車体番号で注文したところ エンジンが載せ替えてあり 取り付けできませんでした 廃棄して 新たに 注文しようと思案中です 私のミスですが 下取りなどのシステムあれば 良いですね
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慣らしが終わったのでインプレ書きます。
ノーマルチャンバ・エアクリ・キャブでもパワーアップしますが、サイレンサの温度上昇や高回転での吹けを考えるとチャンバーも変えたほうが良さげです。
バリは特に無く、丁寧に面取り、組付けを行えばすぐに焼き付くなどもなさそうです。
シリンダ表面は塗装されておらずそのままでは錆びつくので耐熱塗料で塗装することをおすすめします。
ジェットについてはメーカー推奨値である10番上げればやや濃い目のセッティングになるかと思いますが、吸気系をイジってる人はもっと高い番手を用意したほうがいいと思います。
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4.0/5
AF35 ライブDio ZXのボアアップに使用しました。
同じ価格帯のキットにデイトナ製のスーパーDRUGボアアップキットがありますが、どちらと品質の違いがどうなっているか楽しみでした。
まず開封時の外見チェックです。
シリンダーは問題ありませんでしたがピストンに加工後のバリが残ってますね。
特にピストンのスカート部分のバリが多かったです。
リューターで削り落とした後、いくつかの番手の棒ヤスリにオイルを付けて丁寧に研磨します。
シリンダーもおまじない程度に各ポートを研磨しました。
加工品質はデイトナ製に軍配が上がりますね。
取り付けはノーマルシリンダーや他社のボアアップキットと同じく、シートとリア外装を取り外しフレームの隙間から行いました。
参考までにですが98年式AF35 ライブDio ZXで、最終的にはMJ92 SJ40 クリップ一番下に決まりました。
排気量が増えたため排気音がパワフルになります。
どのボアアップキットでも同じことですが、クランクシャフトのバランサーと釣り合わなくなるため振動が大きくなります。
これは仕方がない事ですね。
デイトナ製のボアアップキットと違いエンジンノイズが非常に静かです。
デイトナ製はアイドリング中にカシャカシャと音が凄かったのですが、こちらはノーマルと変わりません。
恐らくピストンのクリアランスの違いでしょうね。
オイルはノーマルと同じく分離給油です。
MOTOREXのT2を使用しています。
エンジン全開で走っても焼き付きません。
また驚くことにこのキットのシリンダーはアルミ製です。
デイトナ製のキットを始め鉄製が多いボアアップキットでアルミを使用していて驚きました。
放熱性能も鉄製と比べ格段に良いので、熱ダレや焼きつき防止に一役買っているのはないでしょうか?
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4.0/5
1987年製のスーパーカブ50のボアアップに使用しました。
ピストン・シリンダーはなかなかよい作りをしています。
最近はアルミシリンダーが主流なのでしょうが、この商品はスチールシリンダーです。
ネットで取り付けの情報も出ていますが全くの素人には自分で取り付けることはオススメできません。
バルブタイミング?上死点?というの状況であれば工賃はかかりますが整備士に任せましょう。
さて、インプレです
キャブ:ノーマル
マフラー:ノーマル(規制前)
カム:ノーマル
ジェット:ノーマル
スプロケ:ノーマル 13T
です。
走り始めると50ccとは明らかに違います。
グイグイ前に行きます
出だしは非常に元気がいいですね
ですがボアアップキット以外ノーマルなので全然高回転が回りません。
50ccの状態で下りでメーター振り切り70km/h前後出ていましたが余計に遅くなりました。
これは回転数が上がらなくなったことによると思います。
結果的には遅くなりましたが、発進時・登坂時はかなり楽になりました。
全てノーマルだとこの様な感じになると思います。
現在の仕様は
キャブ:ノーマル
マフラー:カブ90純正(規制前)
カム:キタコ ノーマルヘッド用ハイカム
ジェット:ノーマル
スプロケ:フロント16T リア38T
です。
これでかなり回り速度がでるようになりました。
出だしはチンタラ走っても結構スピードに乗ってくれます。
出だしからガンガン回していけば60km/h位まではすぐに到達します。
最高速は75km/h前後ですが、回転数的にはまだ余裕がありそうです。
これはキャブを交換したりマフラーを社外品にすればもっと良くなりそうですね。
5%位の勾配でればじわじわ速度も上がっていきます。
気になる燃費です。
ボアアップ前
平均55km/l前後
最高80km/l前後
ボアアップ後
平均50km/l前後
最高--km/l前後
※厳冬期に取り付けたので長距離は移動できませんでした。
平均は街乗りでの数値です。
最高は長距離の移動で信号があまりない状況です。
スプロケの調整が燃費に効いてると思います。
もう少しフロントを小さくすると悪くなると思います。
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4.0/5
説明書がとても分かりやすく書いてあり安心だった。取り付けて走行してみたが、やはりノーマルとは比べ物にならないパワーがでました。ウェストバルブが標準装備されていて、バルブステムも5.0となっており、この値段で最初からこういったものがついているのはお得だと思います。
ひとつちょっとなーっというところがあります。それはポート内部の合わせた際の跡ですね。こちらは自分で削れば問題ないですが、そこが完璧であればなお良しだと思います。
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4.0/5
今までやってきたカスタマイズの中で、一番効果を体感することができました。
説明書がかなり詳しく書かれているので、取り付けはスムーズにできました。
慣らし運転中の6、000回転以下の走行でも十分な実感があり、早くそれ以上回したいという衝動に駆られながら慣らしを続けました。
全回転域で力強さを感じられますが、特に高回転域はかなり変わったという印象です。
放熱フィンの作りがかなり荒く、オイルなどの汚れを拭き取ろうとすると必ず引っかかります。
中身はしっかりしていますが、外身の荒さは諦めるしかないといった感じです。
自分で作業したせいか、以前よりもエンジンと車体への愛着が増した気がします。
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