4.0/5
依頼されたアドレスV125Sに装着しました。
V125Sは排ガス規制等で規制前モデルよりかなりパワーが落ちています。
特に発進加速や坂道の走行ではそれが顕著に体感できます。
このキットはヘッドはノーマルを使用します。
燃焼室の形状が変わらないまま、ピストン経の変更で排気量を増やしているので圧縮比が高くなります。
レギュラーではノッキングを起こす可能性があるのでハイオクの使用が推奨されています。
最高速度を上げたかったので武川のハイギアを入れるか、同じく武川のプーリーキットを入れてうか悩みました。
武川のハイギアはギア比が高すぎてボアアップ車両でも回しきれないと聞いたので、プーリーキットを選びました。
尚、ボアアップキットとプーリーキットが同梱されているセットがお得ですのでそれちを購入しました。
キット組込み後はアイドリングが安定せず信号待ち等でエンジンストールが多発しました。
これはスロットルポジションセンサーの調整である程度改善できます。
コントローラーの設定はこのキットに合わせたプリセットがあるのでそちらを使用しました。
3000rpmでの噴射量をプリセットからプラス4ポイントしています。
付属のプーリーとトルクカムを使用した場合ですが、加速はそれなりにエンジンが回ります。
出だしは高回転仕様のようです。
90km/hくらいまでは一気に加速し、最高速度は15km/hほど増加しました。
武川のハイギアは18%のハイギアですので、計算上は取り付けてもせいぜい8km/hの最高速度増加ですね。
加速が失われない分ハイギアよりプーリー側で調整したほうがいいかもしれません。
燃料についてですが試しに700kmほどはレギュラーガソリンで走行してみました。
レギュラーガソリンでも特に問題はありませんでした。
あくまでも体感上の判断ですので、実際には小さなノッキングを起こしているかもしれません。
大きな変化としてはプラグの焼け具合です。
ハイオクではカーボンが付着して真っ黒でしたが、レギュラーではキツネ色に焼けます。
ハイオク使用の場合カーボンの付着が早いかもしれませんね。
かなりお勧めのキットですが、納期が数ヶ月ほどかかる人気のキットです。
思い立った時に注文しておくといいですね。
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4.0/5
AF27 Dioに使用しました。
2stのDioは横型エンジンと縦型エンジンがありますが、AF27は縦型エンジンなのでこのキットを使用しました。
社外品のボアアップキットを購入してからまず最初に確認することは掃気ポート、排気ポート、ピストンスカート部分等のバリですね。
掃気ポート、排気ポート、ピストンスカートに大抵の場合は切削時に残ったバリが残っています。
バリは結構硬いのでリューターやサンダーで綺麗に削り落としてから、エンジンオイルを塗りながら綺麗に仕上げます。
ピストンは全体的に磨いておくと焼きつきの防止や慣らしの短時間での終了になるのでお勧めです。
2stはピストンリングが2本しか無いのでシリンダーの取り付けも簡単ですね。
ピストンのリング溝にはピストンリングの合口の目印となるピンが刺さっています。
合口が必ずピンの部分にくるように取り付けてください。
ここで失敗するとピン部分のリングがシリンダーに押し付けられるため、確実に焼きつきや抱きつきを起こします。
シリンダーにピストンを挿入する際も、ピストンリングが合口からずれないように注意してください。
Dioは分離給油タイプですが、慣らし運転期間中は燃料タンクにも少量のオイルを入れておくことをおすすめします。
ボアアップによりシリンダー内部の潤滑が必要な面積が増加します。
また発熱量も増加するため冷却効果を高めるためエンジンオイル量を増やす必要があります。
私はオイルポンプに改造を施し、オイルの吐出量を増やしました。
15分間のアイドリング中の計測では、ノーマル比1.4倍のオイル量にしました。
Dio以外にも2stジャイロ等も同じポンプを使用しているので、改造方法はGoogle等で検索すれば簡単に見つかると思います。
キットの装着により圧縮比が上がった為か、ノーマルのセルモーターでは始動できなくなってしましました。
バッテリーを新品に交換することで一時は改善しましたが、バッテリーが劣化するとすぐに回せなくなります。
KN企画の強化セルを装着してからは、冬場でもセルで始動が出来るようになりました。
ボアアップ時に同時に取り付けることをオススメします。
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4.0/5
AF27 Dioに使用しました。
縦型エンジン系のDioのキットはなぜか種類があまり無いため、スクーターカスタムで有名なKN企画のキットを選びました。
海外のボアアップキットを購入してまずすることは、バリ取りですね。
掃気ポート、排気ポート、ピストンスカートに大抵の場合は切削時に残ったバリが残っています。
バリは結構硬いのでリューターやサンダーで綺麗に削り落としてから、オイルを塗りながら耐水ペーパーで仕上げます。
ピストン側面は全体的に磨いておくと焼きつきの防止や慣らしの短時間での終了になるのでお勧めです。
ただピストンリングが厚すぎてピストンの溝に入りませんでした。
しょうがないのでピストンリングはオイルストーンで薄くしました。
オイルストーンの上で均一に力が加わるように丁寧に薄くしました。
ピストンリングは薄く加工することで無事取り付けが出来ました。
Dioは分離給油タイプですが、慣らし運転期間中は燃料タンクにも少量のオイルを入れておくことをおすすめします。
排気量が増えることで発熱も増しますのでエンジンオイルの量お増やすことが必要です。
簡単に済ませる方法としては、給油毎に燃料タンクにオイルを入れ、分離給油+混合ガソリンで潤滑することです。
ですが比率の管理等が面倒なのでオイルポンプを改造してオイルの吐出量を増やしました。
ホンダ2st50cc系のオイルポンプの増量方法は調べるとかなりヒットしますので自分で調べてみてください。
面倒な方はKN企画から強化オイルポンプが発売されているのでそちらを使用するのもいいですね。
このキットはノーマルヘッドを使用するため、圧縮比がノーマル状態より高くなります。
若干ノッキングの傾向が見られましたのでハイオクガソリンを使用しています。
パワーは申し分なく燃費の悪化もほとんどずに快調です。
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4.0/5
装着して、vm26に変更して走行したところ単発250の様な加速感が味わえて、とても満足しています。
残念なところとしては、プラグ装着時にスペーサーを入れなければならないのですが、なぜ最初からその様に設計しなかったのか・・・・説明書の最後の方に小さく書いているだけなので見落としてしまう可能性が大きくあります。
下手すれば始動前から一発でピストンが終わってしまう可能性もあるのでこの点はもっと大きく注意書きした方が良いと思います。
もう一つ残念なのが、Sステージからのステップアップができないと言う事です。
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慣らしが終わったのでインプレ書きます。
ノーマルチャンバ・エアクリ・キャブでもパワーアップしますが、サイレンサの温度上昇や高回転での吹けを考えるとチャンバーも変えたほうが良さげです。
バリは特に無く、丁寧に面取り、組付けを行えばすぐに焼き付くなどもなさそうです。
シリンダ表面は塗装されておらずそのままでは錆びつくので耐熱塗料で塗装することをおすすめします。
ジェットについてはメーカー推奨値である10番上げればやや濃い目のセッティングになるかと思いますが、吸気系をイジってる人はもっと高い番手を用意したほうがいいと思います。
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4.0/5
AF35 ライブDio ZXのボアアップに使用しました。
同じ価格帯のキットにデイトナ製のスーパーDRUGボアアップキットがありますが、どちらと品質の違いがどうなっているか楽しみでした。
まず開封時の外見チェックです。
シリンダーは問題ありませんでしたがピストンに加工後のバリが残ってますね。
特にピストンのスカート部分のバリが多かったです。
リューターで削り落とした後、いくつかの番手の棒ヤスリにオイルを付けて丁寧に研磨します。
シリンダーもおまじない程度に各ポートを研磨しました。
加工品質はデイトナ製に軍配が上がりますね。
取り付けはノーマルシリンダーや他社のボアアップキットと同じく、シートとリア外装を取り外しフレームの隙間から行いました。
参考までにですが98年式AF35 ライブDio ZXで、最終的にはMJ92 SJ40 クリップ一番下に決まりました。
排気量が増えたため排気音がパワフルになります。
どのボアアップキットでも同じことですが、クランクシャフトのバランサーと釣り合わなくなるため振動が大きくなります。
これは仕方がない事ですね。
デイトナ製のボアアップキットと違いエンジンノイズが非常に静かです。
デイトナ製はアイドリング中にカシャカシャと音が凄かったのですが、こちらはノーマルと変わりません。
恐らくピストンのクリアランスの違いでしょうね。
オイルはノーマルと同じく分離給油です。
MOTOREXのT2を使用しています。
エンジン全開で走っても焼き付きません。
また驚くことにこのキットのシリンダーはアルミ製です。
デイトナ製のキットを始め鉄製が多いボアアップキットでアルミを使用していて驚きました。
放熱性能も鉄製と比べ格段に良いので、熱ダレや焼きつき防止に一役買っているのはないでしょうか?
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4.0/5
今回、マフラーからオイルを吐いていた中古のボアアップシリンダー&ピストンの交換用として購入しました。
SPタケガワ製のボアアップキットから今回オートボーイ製のボアアップキットへの変更となります。
今までのものが中古ということもあり1年ほどでマフラーからオイルを吐き始めていておそらく組みつけの際あっさり入っていったピストンのリングがへたって(磨り減って??)いたのではと考えました。
と、いうわけでピストンリングの交換を考えたのですがすでに廃盤…(T-T)
代わりがないかと探してまず目に付くのがすでにスーパーヘッドでお世話になっているオートボーイのボアアップキット。
値段が4万円チョイとかなり高額なため二の足を踏んでいたが(これ組むんなら最初からこれにしてりゃ…)スーパーヘッドの精度の高さをすでに目の当たりにしていることもあり冬のボーナスでの購入を決意!!
実際、パーツを見て値段だけのことはあると安心しました。ピストン&シリンダーともに非常にきれいな仕上げでバリ取りも必要ないと思える状態でした。実際、取扱説明書にはバリ取り等はまったく記載されておらずそのまま組み付け可能でした。
取り説の内容は十分でしたが取り説にもあるようにサービスマニュアルは目を通しておいたほうがいいです。
組み付け後、まだナラシ中ですがオイル吐きは解消(当然!?)、走行中のトルク感などは排気量が前と変わってないこともあり、あまり変化は感じられません(ノーマルのころから比較すれば桁違いですが)。
しかしヘッドからシリンダーまでオートボーイ製にまとまったことで見た目的な統一感が出ていい感じです、いままでシリンダーだけ鉄製耐熱黒塗装でしたので…。
これでこれからも原チャツーリングで今時なピンキーズスクーター達とタメを脹れる!!!(笑)
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4.0/5
説明書がとても分かりやすく書いてあり安心だった。取り付けて走行してみたが、やはりノーマルとは比べ物にならないパワーがでました。ウェストバルブが標準装備されていて、バルブステムも5.0となっており、この値段で最初からこういったものがついているのはお得だと思います。
ひとつちょっとなーっというところがあります。それはポート内部の合わせた際の跡ですね。こちらは自分で削れば問題ないですが、そこが完璧であればなお良しだと思います。
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4.0/5
AF35 ライブDio規制前に使用。
MJ90 SJ42で調度良い感じでした。マフラーとキャブはノーマルです。
説明書では混合ガスの使用を推奨していますが、私はオイルポンプの改造で済ませました。
エンジン全開で5kmほど走ったりといろいろ酷使しましたが焼きつき等は起こしませんでした。
メーカー出荷状態での加工品質もよく、手直しは不要です。
説明書も非常に丁寧で、しっかりと読めば間違えることは無いと思います。
非常に高品質なキット、丁寧な説明書です。
このシリンダーを焼き付かせた人は相当な初心者ですね。そのくらい良いキットです。
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4.0/5
リトルカブに、取り付けました。可愛い車体ですが、走りに不満がありました。組付けは、経験者であれば、問題なく組み上げられます。必要な部品もセットになっていますので、購入後すぐにくみ上げできます。走行性能も、満足できます。お奨めです。
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