4.0/5
ボアアップしたアドレスV125Sに使用しました。
ボアアップしたアドレスではノーマルのファイナルギアは軽すぎて簡単に回しきってしまいます。
巡航時の回転数も高めでエンジンがうるさく燃費も悪いです。
タイヤの外径を大きくすることで対処しようとしましたが、あまり効果がありませんでした。
ですのでハイギアを使用して対処することにしました。
ファイナルギアはクランクケースカバーを開けた中、クラッチASSYの奥にあります。
クラッチを抜きボルトを4本取り外すとミッションケースが開きます。
ミッションケースを開ける前にミッションオイルを抜いておきましょう。
またミッションケースを空けた時に、ドレーンから抜ききれなかったオイルが垂れてくるので注意です。
このミッションケースですが固着している場合がほとんとです。
ドライバー等でこじると傷を付けてしまうので、プラハンやゴムハンで根気よく色々な方向から叩きましょう。
固着が取れると打音が変わるのでわかるはずです。
大抵ガスケットが破けるので、古いガスケットはリムーバーで綺麗に剥がしておきましょう。
ミッションケース内に古いガスケットのゴミを残さないように注意してください。
異音の原因になります。
ファイナルギアは簡単に手で抜き差しできます。
ギアがしっかり噛んでる事を確認してから、付属の新しいガスケットとミッションカバーを締めましょう。
またミッションにアクセスするためにクランクケースカバーを開けますが、クランクケースカバーのガスケットも非常に破けやすいです。
キットには付属していないので別途用意しておくことをおすすめします。
大体1500円くらいで購入できます。
ハイギア化後はウェイトローラーの重さを調整しました。
以前は静止状態の加速でレブリミットまで回転数が上がりきってから変速を開始していましたが、ハイギア化後は7500rpmあたりで変速を行うようになり加速が静かになりました。
加速は若干遅くなりますがその分高速での伸びがよくなりました。
161ccのボアアップ車両に取り付けましたが、余裕で回しきれるハイギアですね。
残念ながら燃費はあまりかわりませんでした。
ボアアップ車両におすすめです。
ノーマル車両ではパワーが足りなくて回りきれないので導入する意味はありません。
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4.0/5
純正クラッチカバーを使用していた時は、武川の5枚ディスククラッチキットを使用していました。武川は1次減速ギアも同時交換でしたので、低速もちょうどいいギア比で調子よく走っていましたが、その後ネクトのカバーを購入に変更したため、武川のクラッチアウターを付けることができず泣く泣く純正のアウターとプライマリーギアに戻しました。クラッチ板はヨシムラFCCにて対応していましたが、1次減速ギアがノーマルのままなので、走りはとても忙しく5速もすぐに吹けきってしまう状態になってました。いくらスプロケを変更しても改善されず、どうにかならないか模索していた時にこれを見つけました!
商品内容はクラッチアウター&プライマリーギア&強化スプリングとオイルポンプギアのセット。アウターの高さがノーマルと同じなのでネクトカバーも使えるし、ヨシムラのFCCディスクも使えるのでGOODです。私は強化スプリングとオイルポンプギアは不要となりました。
ちなみに純正アウター71丁プライマリー16丁が、キタコアウターは68丁プライマリー18丁オイルポンプギアは33丁です。交換後、試運転しました。感想はすべてのギア間がのびるようになりとても乗りやすくなりました。ボアアップされててスプロケ調整で悩んでいる方にはお勧めです。最後に「かゆい所に手が届く」部品ではありますが、少し値段が高い気がします。ちなみに純正品はアウター&プライマリードライブギア合わせて15、000円くらいです。そこを何とかできればもっと定番になる商品だと思いました。
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