品質・質感 | 4 |
---|---|
コストパフォーマンス | 3 |
ブレーキ側をブレンボに交換したので前車に装着していたクラッチホルダー L-29をNinja1000SXに流用してみました。
Ninja1000はノーマルでも操作力は十分軽く、これ以上軽くする必要は全くないのですが、左右ブレンボレバーに揃えたい病にかかりました。(笑)
これより前にゲイルスピードの方も検討したことがあります。レバー種類の数が多いので最適なものを選べるのは魅力でしたが次の機会に回します。
装着ですが、先にNinja1000SXのブレーキをブレンボに交換した時の経験がここで生きてきます。やっぱりブレーキ側同様、オートクルーズコントロールのOn-Off制御にクラッチの状態スイッチの信号線が必要です。
まずは純正クラッチホルダーを外しますが、ホルダー側のアジャスターだけではケーブルが伸びてくれないので車体側の調整が必要です。
ハイ。ここで衝撃の事実が発覚します。サイド&ロアカウルを外さないと調整できねー!?
当初より薄々気づいてましたが、そんな分解整備性が悪いバイクがあるもんかと疑いつつ何度トライしてもやっぱり無理でした。Orz
なんやかんやで純正クラッチホルダーを外すところまで来ればスイッチも外しておきます。小ねじ1本なのでレバーを開いた状態で外せば上手くできます。
純正スイッチはハーネスと一体なので適当なところで切断するしかありません。
適当な位置は交換するホルダーを仮組みした状態で位置合わせをすると良いでしょう。
ハーネスを切断した後に今回も110型コネクタを使いました。この際注意するのは新しいクラッチスイッチの信号線のOn-Offを逆にしないことです。
間違えるととんでもないことになりますので。
クラッチスイッテを車体側ハーネスに接続することが出来れば、あとはケーブルの組付けと調整です。
ケーブルエンドには付属のスペーサーが必要なので忘れずに装着しておき、クラッチホルダーに組付けします。
この後はクラッチをケーブルで上手く引けるように長さを調整しますが最初ホルダー側の調整代いっぱいまで押し込んだ位置にして後は車体側で調整します。
これは使用していくうちにケーブルが伸びますので、その際にはホルダー側の調整で対処できて楽だからです。
ここで注意点ですがコーケンのクラッチホルダーと純正とではケーブル出口位置が若干異なるため、ケーブルライン変わります。ラインが変わったことでケーブルの余長にも変化が出ます。
調整の際は結構な量を調整したので途中不安で焦りましたが、ホルダー側も少し調整に使って無事装着できました。
操作力も若干ですが軽くなり、レバーの引き代も純正よりかなり少なくなったので軽快に操作できるようになりました。
最後に左スイッチのハーネスの配策を元にもどせば終了なのですが、ハーネスはクラッチケーブルに束ねられていました。先ほどのクラッチケーブルラインが変わった影響で元に戻すのは負荷が掛かって無理がある為、ハーネス配策は見直し変更をしています。
まさかクラッチホルダーの交換にこれだけの作業時間を費やすとは想像していませんでしたが、苦労しただけあって結果には満足しています。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
コメント(全2件 )
僕もコーケンのクラッチホルダーを付けてみようかと思ったのですが、配線が分からず困ってます。
スイッチからは3本、元々の配線は4本出てますが、どれをどうつなぎましたか?ご教授頂けると助かります^^;
よろしくお願いしますm(_ _)m
ニッシーさん
画像の2枚目に一番下にクラッチスイッチの配線図を載せてます。4本線がありますが黒はマイナスアース、赤がon、青がoffなのでコーケンのスイッチの信号線と合わせればOkです。間違えたら逆に入れ変えればいいだけですがテスターで信号線を調べた方が確実です。以上よろしくお願い致します。