使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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効果 | 効果なし
効果あり
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作業スキル | 初心者
プロ級
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品質・質感 | 1 |
コストパフォーマンス | 5 |
ひょんなことでブレンボのクラッチマスター14RCSを手に入れたので、それを使うためだけに盆栽グロムのセミクラッチ化を決行しました。
油圧クラッチシリンダーの中で廉価で最も評判の良かったフランドーのこの製品の導入を試みました。
実際に装着し始めると・・・
まず、ケーブルは80センチ前後で丁度でした。
しかし、マスターと繋げてフルード入れてエア抜きしましたが、これがまた大変。。。。
バンジョーボルトの内側に更に小さいボルトのエア抜きボルトが入ってる構造ですが、そのエア抜きボルトにホースはかからないし、エア抜きする密度も甘いので横からエアが入ってきてライン全体のエアが抜けているのか確認できず。。。
炎天下の中の作業で諦めかけている時にかろうじてレバーの圧力がかかり、「ようやくセットできた?」と思いきや・・・
まず付属の先端がクラッチアームに太くて入りません。
アーム側を削ってなんとか入れましたが、今度はクラッチシリンダーの長さが設置位置と合わないので、先端部分を削ったり、最終的にはボルト部分を少し切ったりして何とか設置。
そしてクラッチレバーを握ると。。。一センチも稼働しません。。。(T-T)
このマスター推奨は14mmとなってますが、多分16mmぐらいないと十分に機能的に動かない気がします。
何より、その可動領域に合わせるための設置位置とセットアップに非常に苦労します。
可動領域はマスター径を選んで調節するしかないので、根気よくマスターを何種類か選んででもセミ油圧化する!という信念のある方か、要領や経験があってスッとやれる方以外には個人的に使用はお勧めできません。
多分マスターは16~17mmぐらいのマスター(ラジアル)である程度の稼働領域が確保できるんじゃないかな?と思います。
ただ重くなるかもしれませんが・・・
今回は油圧系の勉強に良い経験はさせてもらったと思ってはいます。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ NO・・・オススメできません。
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