ユーザーによる CLIPPING POINT:クリッピングポイント のブランド評価
「欲しいパーツを買える価格で。」クリッピングポイント独自の開発&生産システムにより、高いクオリティを保ちながら、安価で耐久性の高い製品の供給を第一に考えています。クリッピングポイントは小さなバイクで街中を疾走する、シティコミューターであるモンキーを愛するユーザーをサポートします。
総合評価: | 4 /総合評価36件 (詳細インプレ数:31件) | |
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買ってよかった/最高: | 14 | |
おおむね期待通り: | 8 | |
普通/可もなく不可もない: | 11 | |
もう少し/残念: | 2 | |
お話にならない: | 0 |
使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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効果 | 効果なし
効果あり
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作業スキル | 初心者
プロ級
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品質・質感 | 5 |
耐久性 | 5 |
スーパーカブ純正50→75→85とボアアップをしてきました。今回は85→88に挑戦してみました。
4ミニでの定番チューン、ボアアップ。よく聞く言葉ですよね?
ボアアップとは? ボアアップとは、シリンダーの直径(ボア径)を拡大し、排気量を上げることを意味しています。 シリンダーを交換、あるいは大きく広げ、より太いピストンと交換することで排気量を増やします。 排気量が増えることで加速力をアップさせるのが目的です。
基本的に現代のボアアップの対象は車ではなく、バイクであると認識されているのが一般的。バイクのエンジンは車と違い、鉄を使ってる→アナログなので部品交換がし易い為。車はアルミ材など多用しててボアアップなどには向かないんです。
ボアアップのメリット
◎加速性能、トルク向上が出来る。
◎原付一種の30キロ制限、二段階右折をしなくても良くなる。(要 届け出)
◎最大積載量も30sから60sに増える。
ボアアップのデメリット
◎ エンジンなどバイクの寿命を縮める?→乗り方とボアアップの程度によると思いますが。
◎手間と部品代が掛かる。オイル管理は、純正よりシビアに。2000キロでオイルは変えてます。
◎税金が増えます。 排気量変更に伴い保険を見直す必要がある。
◎燃費が悪くなり、 エンジン以外も手直しが必要になる。クラッチなどは滑りやすいです。元の排気量に合わせたクラッチ容量ですからね、キャパ越えちゃうので。
◎改造行為についての申請をしないと脱税とみなされる恐れがある。
ボアアップを行うと排気量が増えるので、改造を行った届け出が必要となります。 具体的には市役所の税務課で改造登録証明を提出します。持参する物は、印鑑とそれまで使用していたナンバープレート、改造して排気量を増やしたことを証明できる書類です。 排気量変更の証明は、ボアアップ時に購入した専用キットの領収書などで大丈夫です。
自分の場合は、作業軽減及び安全マージンを取ってクランクとシリンダーヘッドは純正50のをそのまま流用するボアアップをしています。
比較的お手軽なボアアップではありますが、その中で良い点と悪い点について書きたいと思います。
メーカーは何処のが良いのか?
色んな会社からリリースされてますね、武川さん、キタコさん、デイトナさんなどの大手、そして今回使用したクリッピングポイントさんです。
クリッピングポイントさんは、ヤクオフとかにも出店されてて、適合確認などの質問にも親切に答えてくれますし、パーツの精度も高いと思います。そして、比較的お値段も控えめなのが好印象で、好んで利用しています。
良い点
◎ナンバーが白→黄色になるので道路上で煽られる事は減ります。(届け出が前提ですよ、絶対)
◎50とは比べ物にならないトルク、加速に感動します。50→88では、排気量が1.76倍ですから別の乗り物(笑)
◎ツーリング性能も上がる。30キロで走る訳では無いので普通に交通の流れに乗って走れるので交通を妨げる事もないです。
◎キット付属の説明書が見易いので、慣れない方でも出来る。
◎部品の精度も悪くなく、値段も良心的でユーザー目線に立ってると思います。
◎普通に80キロ出ます。無理なく(笑)
悪い点‥というより、やった方が良い事。
◎ヘッドがそのままでシリンダーとピストンだけ交換するアップキットは、上死点時の容積が変わらないため、ノーマルに対し圧縮率が高くなってしまいます。なので、、、着火点温度がより高い(燃えにくい)ハイオクにして下さい。
別にレギュラーでも良いが、高圧縮になっているので通常の60キロ走行では排熱が追いつけず焼き付きます。 大抵のボアアップは高圧縮化してるので排熱のためハイオクを指定します。 高圧縮でも30キロ以下で走るのであれば、レギュラーガソリンでも対応は可能かと思います。
ですが、レギュラー入れて壊れて直すお金とハイオクを入れる‥天秤にかけたらハイオク入れた方が安いと思います。
◎ハイカム装着+ギア比の変更(スプロケットの大きさを変える‥因みに私は前14後36にしてます。)それをしないと全く最高速は伸びません(笑)
◎キャブのサイズを上げた方が良いです。50純正は75cc位までしか吸気出来ません。社外もしくは、純正90のキャブが良いかと。
◎最低限、強化クラッチ。余裕が有ればオイルポンプのサイズを上げてください。
経験上‥ノーマル50のクラッチ、オイルポンプは75ccが限界です。75cc程度でもクラッチは滑り出したり、シリンダーバルブ溶けた経験が有るので(笑)
75と88を比べるとトルクでは88の方がありますがオイルポンプの強化とオリフィスの拡張が必要になり、 それと強化クラッチも必須。
ノーマルヘッドのまま、クランクも50ならボアアップ88CCが限度だと思います。
じゃあ、魅力は?ってお思いになるかと思いますが、腰上だけなら自分で出来るし、制限30キロから解放されるので日常の足としてはホント使えます。
届け出、クラッチ、オイルポンプは最低限して頂くのがお約束ですが。これだけでも安心。
新たに上の排気量のバイクを買い替えるより安価で済みます。どの位のボアアップをするかによりますが、純正流用できる範囲でやるならそこまでお金かかりませんので。
一度ボアアップを自分でされてるなら壊れたらすぐ直せる的な簡便性もあったり。
とりあえず、ボアアップだけしてみてください。まったく別の乗り物になります。ただ、オイル管理なども面倒ですけどね(笑)
近い将来‥カブ90の純正に買い替えも目論んでますが(笑)
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
取り付け・精度 | 5 |
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品質・質感 | 5 |
性能・機能 | 5 |
コストパフォーマンス | 5 |
使用感 | 5 |
ノーマルヘッドにはケーヒンのφ16の方がより相性が良いとのことでしたが、ウェビックでのレビューを参照した結果、こちらの「クリッピングポイントのPB16、台湾製」に決定しました。
工賃を浮かせる為に取り付けは自分で行いました。
ガスケットリムーバーなども購入しようと思っていましたが、それほどこびりつきも無くまたカネが浮いた、ラッキー。
取説だけでは細部の理解が難しく、経験者のブログなどを見ながら何とか成功。
経験者のレビューどおり、社外マフラーにしていた私もエアスクリューの調整だけで簡単にセッティングが完了してしまいました。
キタコ75ccボアアップにバッチリマッチングします。
ノーマルエアクリがそのまま使えるし、ガチでオススメです。
ボアアップ&ハイカム&社外マフラーの時はフケ方やエンジンの挙動が不安定になる事もあったのですが、キャブが13→16φになっただけで本当に安定して乗りやすくなります。
ボアアップしたら (1)キャブ (2)ハイカム (3)社外マフラーの順に弄るべきでした。やっぱりバランスが大事なのですね。
*AA01なのでキャブヒーターの配線を一旦保留(インシュロックで結線)にします。秋までには移植する予定。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
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